
昨年度より田んぼの面積が広がったため、午前10時から午後3時まで約30名の親子が、刈る、束ねる、結ぶ、掛けるという役割を分担して手応 えのある稲刈りになりました。

収穫量も増え、本年度は日本各地の独特のハサ掛け(稲の天日干し)3種類で行いました。
ちょっとした「ハサ掛け展覧会」。
①富山、新潟、石川など山間地に多い「立ち木稲架」

②千葉、茨城、群馬など平野部の多い地方で行われる「三ッ又稲架」

③青森、岩手、山形など東北地方に多い「棒稲架」

それぞれの地方の土質、風向き、風力、日照時間によって多様な干し方が工夫され、やがて独特な景観として定着していきました。
「農」と「暮らし」と「環境」が切り離せない距離にあったことを思わせてくれます。