2014年02月11日

「塩水選」2014・1・25

新年度参加者を迎える4月に向け、田んぼの準備が着々と進んでいます。
実は5月の田植えまでの作業がその年の稲の出来を大きく左右します。
人が稲のために出来ることはごくわずか。
むしろ、田植えが終わると「天気」と「土」と「稲」に祈るしかなく、
苗作りと土作りが最も大切な時期になります。

苗作りの第一歩として、1月25日に「塩水選」を行いました。
これは、いわば種籾の「センター試験」。大学で行われた本物と時期がほぼ重なっています。
ensuisen01.JPG
写真のように、水6Lに対して塩約1.5kgを溶かし、生卵を浮かべると卵は横になって浮かび、
500円玉程度の部分だけが水面に出ます。
比重計が無くても卵を使えば大丈夫。
こうして比重約1.15にした塩水に種籾を浸すと、しっかりした健全な種籾だけが沈みます。
実際にガラスの容器で沈む籾の様子を見てみました。
ensuisen02.JPG
受験生を抱えるスタッフもいて「うちの子、このあたりかしら?」「お願い沈んで!」と
笑いの絶えない作業になりました。
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このあと、低温消毒を行い、約20日間冷水につけて発芽抑制ホルモンを溶脱させ、発芽速度を揃えます。

3月半ばには種まきを行い、田植えまでスタッフ交代で苗の成長を見守ります。
雪の多い年は豊作という伝承があります。新年度の収穫が楽しみになってきました。
posted by 田んぼ at 19:24| Comment(0) | 活動報告 | 更新情報をチェックする
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